突発性難聴は、その名の通り「ある日、突然」耳が聞こえなくなる病気です。
昨日までは何ともなかったのに、朝起きたら聞こえない、電話中に急に聞こえなくなった、など発症した時刻が分かるほど突然起こるのが特徴です。
耳の救急疾患であり、発症から1週間〜2週間以内に治療を開始できるかどうかが、聴力回復の鍵を握ります。「耳垢が詰まっただけかな?」と放置せず、すぐに受診してください。
現時点では、はっきりとした原因は特定されていませんが、以下の要因が関係していると考えられています。
通常は「片方の耳」だけに起こります。
ステロイドを用いた内服薬や点耳薬を用います。
症状が比較的軽い方には内服薬、重い方には点耳薬を処方します。
内耳の血液循環を良くするお薬(循環改善薬)や、神経の働きを助けるビタミンB12製剤などを併用します。
この病気は、体からの「無理をしすぎている」というサインでもあります。
無理な出勤や激しい運動は避け、可能な限り自宅で静かに過ごしてください。
仕事が多忙な方は、診断書を作成し、休職や業務軽減をお勧めすることもあります。
睡眠を十分にとり、リラックスできる環境を作ってください。
大きな音(テレビ、イヤホン、パチンコ店など)は耳の神経に負担をかけるため避けてください。
ステロイドは、急に飲むのをやめると体に負担がかかることがあります。
医師の指示通りに、決められた期間しっかり飲みきってください。
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