咽頭の粘膜に、ウイルスや細菌などが感染して炎症を起こし、赤く腫れ上がった状態が「咽頭炎」です。
急激に発症するものを「急性咽頭炎」、のどの使いすぎや喫煙などで慢性的に炎症が続いている状態を「慢性咽頭炎」と呼びます。
咽頭炎の多くは「風邪症候群」の症状として現れますが、原因によって適切なアプローチが異なります。
痛みを和らげる鎮痛剤や、炎症を抑えるお薬を処方します。
※細菌感染が疑われる場合は、必要に応じて迅速検査を行い、抗生物質を処方します。
ただし、ウイルス性の咽頭炎に抗生物質は効かないため、むやみにお出しすることはせず、症状を和らげるお薬を中心に行います。
のどの炎症が強い部分に、直接お薬(ルゴール液など)を塗布し、炎症や痛みを鎮めます。
のどが乾燥すると、防御機能が落ちて炎症が悪化します。少しずつで構いませんので、水や麦茶などで頻繁にのどを潤しましょう。
痛みが強い時は、刺激が少なく飲み込みやすいものを選びましょう。
香辛料の強いもの、熱すぎるもの、酸味の強いものはしみるので避けてください。
加湿器を使ったり、濡れタオルを干したりして、室内の湿度を50〜60%に保ちましょう。
寝ている間は無意識に口呼吸になりやすく、朝起きた時にのどがカラカラになって痛みが悪化することがあります。保湿性の高いマスクをして寝るのも効果的です。
免疫力を回復させるためにも、睡眠をしっかりとって安静に過ごすことが一番の薬です。
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