「突然、天井や周囲がぐるぐる回り始めた」
「体がふわふわして、まっすぐ歩けない」
「寝返りや起き上がったときにめまいがする」
「めまいと一緒に耳鳴りや聞こえにくさがある」
このような症状でお困りではありませんか。
めまいは、耳の奥にある「内耳」の異常によって起こることが多い一方で、脳や心臓、血圧などの病気が原因となっている場合もあります。
うえの桜木耳鼻咽喉科では、めまいの起こり方や持続時間、耳鳴り・難聴などの症状を詳しく確認し、聴力検査や眼振検査などを行いながら原因を調べます。
台東区上野桜木、鶯谷・日暮里・根津周辺でめまいにお悩みの方は、当院へご相談ください。
このページのポイント
- めまいの原因として多いのは、三半規管などの内耳の異常です。
- 耳鳴り、難聴、耳のつまった感じを伴う場合は、早めに耳鼻咽喉科を受診してください。
- 寝返りや起き上がりで起こる短時間のめまいは、良性発作性頭位めまい症の可能性があります。
- 手足の麻痺、ろれつが回らない、激しい頭痛などを伴う場合は、救急受診が必要です。
- めまいの診断では、症状の経過に加えて聴力や目の動きを確認することが大切です。
初めてめまいで受診される方へ
めまい特別枠のご案内
めまいで初めて受診される場合、問診や検査などにお時間がかかることがあります。
そのため、特別枠をご用意しております。
特別枠のご利用を希望される方は、事前にお電話いただき、診療枠を確保させていただきます。
※ 強いめまいで動けない、手足の麻痺やろれつが回らないなどの症状がある場合は、
お電話をお待ちにならず救急車をご利用ください。
当院のめまい診療の特徴
認定めまい相談医の院長が診療します
当院長の古屋医師は、日本めまい平衡医学会の元理事長を務め、現在も同学会の認定めまい相談医および専門会員として診療にあたっております。
これまでの経験と知識に基づき、患者様一人ひとりの症状に合わせた適切な治療法をご提案いたします。
めまいでお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
「認定めまい相談医」「専門会員」とは?
【専門会員】
日本めまい平衡医学会に所属し、めまい・平衡医学の診療や研究、学術活動に継続的に取り組んでいる会員のこと。
専門会員の取得には、
・学会正会員歴5年以上、研究歴8年以上。
・筆頭演者としてめまい関連の学会発表が10編以上。
・査読ありの論文が10編以上(うち筆頭著者が5編以上、英文論文1編以上を含む)。
・学会役員や代議員など2名からの推薦
と高難易度となっています。
【認定めまい相談医】
日本めまい平衡医学会が定める基準を満たし、めまい・平衡障害に関する十分な知識や診療経験を有すると認定された医師のこと。
相談医の取得には、耳鼻咽喉科の専門医であること、臨床経験を6年以上有し、
学会の定める修了試験に合格しなければいけません。
めまいの症状は、患者さんによって感じ方や起こり方が異なります。
- 検査を受けても原因が分からなかった
- 何度もめまいを繰り返している
- 薬を飲んでいるが、ふらつきが続いている
- めまいと一緒に耳鳴りや難聴が起こる
このようなお悩みにも丁寧に寄り添い、症状の具合を検査機器で確認しながら、適切な治療方法をアドバイスいたします。
院長の経歴や資格については、医師紹介ページもご覧ください。
聴力検査と眼振検査で原因を調べます
めまいは、診察時に症状が治まっていることもあり、原因を特定しにくい場合があります。
当院では、問診でめまいの起こり方や持続時間を詳しく確認するとともに、必要に応じて聴力検査や眼振検査を行います。
聴力の変化や目の動きを確認することで、内耳の異常やめまいの重症度を判断する手がかりになります。
めまいは何科を受診すればよい?
めまいの原因として多いのは、平衡感覚をつかさどる内耳の異常です。
このような症状は耳鼻咽喉科へ
- 自分や周囲がぐるぐる回る
- 寝返りや起き上がりでめまいが起こる
- めまいと一緒に耳鳴りがする
- 急に聞こえにくくなった
- 耳がつまったように感じる
- めまいを繰り返している
- めまいが治まった後もふらつきが続く
一方、手足の麻痺や激しい頭痛、ろれつの回りにくさなどを伴う場合には、脳の病気を考える必要があります。
また、立ち上がったときに目の前が暗くなる、動悸や失神を伴うといった場合には、血圧や心臓の病気が関係していることもあります。
すぐに救急受診が必要な危険なめまい
めまいが起こったときに、特に注意しなければならないのが脳梗塞や脳出血などの脳の病気です。
次の症状を伴う場合は、救急車を呼んでください
- 顔の片側がゆがんでいる
- 片方の手足に力が入らない
- 顔や手足にしびれがある
- ろれつが回らない
- 言葉が出にくい、会話の内容が理解できない
- 物が二重に見える
- 経験したことのない激しい頭痛がある
- 意識がもうろうとしている
- 支えがあっても立てない、歩けない
- 胸の痛み、強い動悸、失神を伴う
症状が短時間で治まった場合でも、脳の血流が一時的に悪くなっている可能性があります。自己判断で様子を見ず、速やかに医療機関を受診してください。
めまいはどうして起こるの?
人が体のバランスを保つためには、耳の奥にある内耳、目から入る情報、筋肉や関節から伝わる情報を脳で正しく処理する必要があります。
この仕組みのどこかに異常が生じると、実際には体が動いていないにもかかわらず、周囲が回転しているように感じたり、体がふらついたりします。
めまいの原因は、大きく次のように分けられます。
内耳や前庭神経の異常
耳の奥にある三半規管や耳石器、前庭神経は、体の傾きや動きを感じ取る役割を担っています。
これらに異常が生じると、ぐるぐる回るような回転性のめまいや、歩いたときのふらつきが起こることがあります。
脳の異常
内耳から送られた情報を処理する脳幹や小脳などに異常が起こると、めまいやふらつきが生じます。
脳梗塞や脳出血などの脳血管障害では、手足の麻痺、しびれ、ろれつの回りにくさ、激しい頭痛などを伴うことがあります。
血圧や心臓などの異常
立ち上がったときに血圧が低下する起立性低血圧や、不整脈などによって一時的に脳への血流が不足し、めまいや立ちくらみが起こることもあります。
薬、疲労、ストレスなどの影響
睡眠不足、過労、脱水、強いストレスなどがめまいを悪化させる場合があります。
また、血圧を下げる薬や睡眠薬など、一部の薬がふらつきに関係することもあります。服用中のお薬がある方は、お薬手帳をご持参ください。
めまいの感じ方による分類
めまいは、感じ方によって大きく3つに分けられます。
ただし、感じ方だけで原因を特定することはできないため、症状の経過や耳の症状なども含めて確認することが大切です。
回転性めまい
主な特徴
自分や周囲がぐるぐる回っているように感じます。
考えられる主な原因
良性発作性頭位めまい症、メニエール病、前庭神経炎、突発性難聴などが考えられます。
受診の目安
耳鳴りや難聴を伴う場合や、頭を動かしたときに症状が出る場合は、耳鼻咽喉科をご受診ください。
浮動性・動揺性めまい
主な特徴
ふわふわする、船に乗っているように揺れる、足元が安定しないと感じます。
考えられる主な原因
内耳機能の低下、脳の病気、薬の影響、慢性的なめまいなどが考えられます。
受診の目安
症状が続いている場合や、歩きにくさが強い場合は、早めに医療機関をご受診ください。
立ちくらみ
主な特徴
立ち上がったときに目の前が暗くなる、気が遠くなるように感じます。
考えられる主な原因
起立性低血圧、脱水、貧血、不整脈などが考えられます。
受診の目安
失神、胸の痛み、強い動悸を伴う場合は、速やかに医療機関をご受診ください。
ご注意ください
めまいの感じ方だけで原因を特定することはできません。
持続時間、めまいが起こるきっかけ、耳の症状、しびれなどの神経症状を合わせて判断することが重要です。
めまいが起こる代表的な病気
良性発作性頭位めまい症
寝返り、起き上がり、横になる動作、上を向く動作など、頭の位置を変えたときに起こるめまいです。
ぐるぐる回るようなめまいが数秒から数十秒程度続き、頭を動かさずにいると徐々に治まることが特徴です。
メニエール病
回転性のめまいとともに、難聴、耳鳴り、耳のつまった感じなどが現れ、発作を繰り返す内耳の病気です。
症状を繰り返すうちに聞こえが悪くなることもあるため、早めの診断と治療が大切です。
突発性難聴
突然、片方の耳が聞こえにくくなる病気です。
耳鳴り、耳のつまった感じ、めまいを伴うことがあります。治療開始が遅くなるほど聴力が回復しにくくなる可能性があるため、突然の難聴に気づいた場合は、できるだけ早く耳鼻咽喉科を受診してください。
前庭神経炎
突然、強い回転性のめまいが起こり、吐き気やふらつきが続く病気です。
一般的には、めまいに伴う難聴や耳鳴りは認めません。強いめまいが治まった後も、体を動かしたときのふらつきが続くことがあります。
前庭性片頭痛
片頭痛に関連して起こるめまいです。
頭痛を伴わない発作もあり、光や音を不快に感じる、過去に片頭痛がある、めまいを繰り返すといった特徴が診断の手がかりになります。
脳梗塞・脳出血
脳幹や小脳に脳梗塞・脳出血が起こると、強いめまいやふらつきが現れることがあります。
手足の麻痺やしびれ、言葉の異常、物が二重に見える、立てないほどのふらつきなどを伴う場合は、すぐに救急車を呼んでください。
当院で行うめまいの診察・検査
問診
めまいの診断では、症状の詳しい経過が重要です。診察時には、主に次の内容を確認します。
- いつ、どのように始まったか
- どのくらいの時間続いたか
- 初めての症状か、繰り返しているか
- 寝返りや起き上がりで起こるか
- 耳鳴り、難聴、耳のつまった感じがあるか
- 頭痛、しびれ、麻痺などがあるか
- 現在服用している薬
- 高血圧、糖尿病、心臓病などの持病
受診前に症状の経過をメモしておくと、診断に役立ちます。
耳の診察
外耳道や鼓膜の状態を確認し、中耳炎などの耳の病気がないかを調べます。
聴力検査
左右の耳の聞こえを確認します。
めまいに難聴を伴っている場合、メニエール病や突発性難聴などの診断につながることがあります。聴力の変化を確認するため、経過中に繰り返し検査を行うこともあります。
眼振検査
めまいが起こっているときには、自分の意思とは関係なく目が動く「眼振」が現れることがあります。
目の動きや、頭の位置を変えたときの眼振を確認することで、障害が起きている場所や良性発作性頭位めまい症の可能性を調べます。
必要に応じた専門医療機関での検査
脳の病気が疑われる場合には、脳神経外科・脳神経内科や救急医療機関で、CT・MRIなどの画像検査が必要になることがあります。
めまいの治療方法
めまいの治療は、原因となっている病気によって異なります。
当院では、内耳などの耳鼻咽喉科領域の異常について詳しく調べ、症状や検査結果に応じて治療を行います。
強いめまいや吐き気がある場合には、症状を和らげる薬を使用することがあります。メニエール病などでは、内耳の状態を整える薬や生活習慣の改善が必要になる場合があります。
良性発作性頭位めまい症では、原因となっている耳石を移動させるための治療や、適切に体を動かす訓練を行います。
聴力の変動によって病気の状態や重症度が分かる場合もあるため、聴力検査と眼振検査で経過を確認しながら、薬や治療方法を選択していきます。
良性発作性頭位めまい症とは?
良性発作性頭位めまい症は、めまいを起こす病気の中でも比較的多くみられる病気です。
起床時に起き上がる、寝返りを打つ、横になる、上を向くなど、急に頭を動かしたときに症状が起こります。
ぐるぐる回るようなめまいが数秒から数十秒間続き、頭を動かさずにいると症状が治まることが一般的です。
内耳には、重力や体の傾きを感じ取る「耳石」という小さな組織があります。この耳石の一部がはがれて三半規管に入り込み、頭を動かしたときに三半規管を刺激することでめまいが起こると考えられています。
一般的には、難聴や耳鳴りを伴いません。難聴や耳鳴りがある場合は、別の内耳疾患が関係している可能性があります。
良性発作性頭位めまい症の治療方法
良性発作性頭位めまい症では、眼振検査などで耳石が入り込んでいる場所を確認し、頭や体の位置を順番に変えることで耳石を移動させる「耳石置換法」を行うことがあります。
急に頭を動かすとめまいが起こりますが、安全に注意しながら少しずつ頭や体を動かし、めまいを繰り返すことで症状が改善していく場合があります。
実際に、毎日早朝に布団の上でNHKの「テレビ体操」のような運動を続け、症状を克服された方もいらっしゃいます。
自己判断で強い運動を行わないでください
めまいの原因が良性発作性頭位めまい症とは限りません。また、首や腰に病気がある方には適さない動きもあります。まずは医師の診察を受け、原因や体の状態に合った方法を確認してください。
良性発作性頭位めまい症の注意事項
症状がある間は、自転車、車、バイクの運転を控えてください。
また、次のような転倒・転落の危険がある場所は避けましょう。
- 電車のホームの端
- 階段や脚立
- 浴室や滑りやすい床
- 高い場所
- 一人での屋外歩行
一度改善したように感じても、急にめまいが起こり転倒することがあります。
症状が出なくなった場合でも、耳鼻咽喉科を受診し、眼振がなくなっているか、ほかの病気が隠れていないかを確認することが大切です。
めまいが起きたときの対処方法
めまいが起きたときは、無理に歩こうとせず、転倒しない安全な場所で座るか横になってください。
車や自転車の運転、入浴、階段の昇り降りなどは避けましょう。
受診時に伝えていただきたいこと
- めまいが始まった時刻
- 何をしているときに起こったか
- 何秒、何分、何時間続いたか
- 頭を動かすと悪化するか
- 耳鳴りや難聴があるか
- 頭痛、しびれ、麻痺があるか
- 過去にも同じ症状があったか
症状が強く、自力で移動できない場合は、無理に来院しようとせず救急車を呼んでください。
このようなめまいは当院へご相談ください
- 寝返りや起き上がりでめまいがする
- ぐるぐる回るめまいがある
- めまいと耳鳴りが同時に起こる
- 耳がつまった感じや難聴がある
- めまいを何度も繰り返している
- めまいが治った後もふらつきが残っている
- 検査を受けたが、原因が分からない
- めまいの薬を飲んでも改善しない
- どの診療科を受診すればよいか分からない
めまいの中には、早期の治療が聴力の回復に影響する病気もあります。
「少し休めば治るだろう」と自己判断せず、気になる症状がある場合は、早めにご相談ください。
24時間受付・スマートフォンから簡単
めまいのご相談は
WEB予約が便利です
※ 強いめまいで動けない、手足の麻痺やろれつが回らないなどの症状がある場合は、
予約をお待ちにならず救急車をご利用ください。
めまいについてよくあるご質問
めまいは耳鼻咽喉科を受診してよいですか?
はい。めまいの原因として多いのは、三半規管や耳石器などの内耳の異常です。ぐるぐる回る、寝返りで起こる、耳鳴りや難聴を伴うといった場合は、耳鼻咽喉科へご相談ください。ただし、手足の麻痺、ろれつの回りにくさ、激しい頭痛などを伴う場合は、救急車を呼んでください。
めまいが治まっていても受診した方がよいですか?
初めて強いめまいが起こった場合や、めまいを繰り返している場合は、症状が治まっていても受診をおすすめします。特に難聴や耳鳴り、耳のつまった感じを伴った場合は、早めに聴力検査を受けてください。
朝起きたときのめまいは何が原因ですか?
起き上がったときや寝返りをしたときに、数秒から数十秒の回転性めまいが起こる場合は、良性発作性頭位めまい症が考えられます。立ち上がった直後に目の前が暗くなる場合は、起立性低血圧などの可能性もあります。症状だけでは判断できないため、診察を受けてください。
めまいと耳鳴りが同時に起こるのはなぜですか?
内耳には、体のバランスを感じる部分と音を感じる部分があります。メニエール病や突発性難聴など、内耳に異常が起こる病気では、めまいと耳鳴り、難聴、耳のつまった感じが同時に現れることがあります。
良性発作性頭位めまい症は自然に治りますか?
自然に改善することもありますが、症状が長引いたり、繰り返したりすることがあります。耳石の位置を確認して適切な治療を行うことで、早く改善する可能性があります。自己流の運動を始める前に、耳鼻咽喉科を受診してください。
めまいがあるときに運転してもよいですか?
突然めまいが再発し、事故につながる可能性があるため、症状がある間は車、自転車、バイクの運転を控えてください。症状が治まった後の運転再開については、診察時に医師へご相談ください。
ストレスや睡眠不足でもめまいは起こりますか?
ストレス、睡眠不足、疲労などが、メニエール病や片頭痛に関連するめまいを誘発・悪化させることがあります。ただし、ストレスだけが原因と決めつけず、耳や脳などの病気がないかを確認することが大切です。
めまいの受診時に持参した方がよいものはありますか?
お薬手帳、健康診断の結果、過去の検査結果などがあればご持参ください。また、めまいが起きた時刻、持続時間、きっかけ、耳鳴りや難聴の有無などをメモしておくと診断に役立ちます。
台東区・上野桜木でめまいにお悩みの方へ
めまいは、症状が似ていても原因となる病気はさまざまです。
特に、難聴を伴う内耳の病気や脳血管障害など、早期の診断・治療が必要な病気もあります。
うえの桜木耳鼻咽喉科では、認定めまい相談医である院長が、症状を詳しくお伺いし、聴力検査や眼振検査を行いながら診療いたします。
ぐるぐる回るめまい、寝返りで起こるめまい、耳鳴りや難聴を伴うめまいなどでお困りの方は、お気軽にご相談ください。
