うえの桜木耳鼻咽喉科

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逆流性食道炎

reflux esophagitis

食べたものを消化するための「胃酸」は、本来であれば胃の中に留まっています。
しかし、何らかの原因でこの強い酸が食道やのどへ逆流してしまう病気です。

胃の粘膜は酸に耐えられるようにできていますが、食道やのどの粘膜は酸に対する防御力がないため、胃酸が触れることで火傷のようにただれ、慢性的な炎症を引き起こしてしまいます。

 

原因と症状

【原因】

【症状】

 

治療内容

〇薬物療法(内服薬)

胃酸の分泌を強力に抑えるお薬を処方します。
のどの炎症が強い場合は、炎症を和らげるお薬や漢方薬を併用することもあります。
通常、お薬を飲み始めて数週間〜1ヶ月程度でのどの違和感がスッキリと改善してきます。

また、症状がなかなか改善しない場合や、胃カメラでの精密な確認が必要と判断した場合は、病院をご紹介します。

 

ご家庭で気を付けていただきたいこと

食後すぐに横にならない

食後2〜3時間は胃酸が多く分泌されます。すぐにゴロンと横になると物理的に酸がのどへ流れ込みやすくなるため、食後は座って休むようにしましょう。

寝る前のお食事は控える

就寝の2〜3時間前には夕食を済ませましょう。どうしても遅くなる場合は、うどんやお粥など消化の良いものを少量にとどめてください。

食事の「内容」と「量」に注意

腹八分目を心がけ、油っぽい食事、チョコレートなどの甘いもの、コーヒー、アルコール、柑橘類などは、胃酸の分泌を促したり筋肉を緩めたりするため控えめにしましょう。

お腹を圧迫しない

ベルトやコルセットでコルセットでお腹を強く締め付けないようにし、前かがみの姿勢を長く続ける作業の際は、こまめに休憩をとりましょう。

寝る時の工夫

就寝中によく咳き込む方や、朝一番にのどが痛い方は、クッションなどを使って上半身(頭だけでなく背中から)を少し高くして寝ると、重力で逆流を防ぐことができます。